とあるマメ屋の日々あれこれ。

都内の自家焙煎屋の雑記。日々のあれこれとコーヒーのこと。

妥協しないおうちコーヒーの為のおすすめ器具

店頭に立っていると、

お客様からよく聞かれるのが

 

「どこのドリッパー(ケトル 、ミル)がおすすめですか?」

「どこで買えますか?」

 

という質問です。

 

とても答えるのが楽しい質問で、つい嬉々として

ナゼこれを選ぶのか、ということからそもそもドリップとは、、という話になり

 

 

とても長くなってしまったり

押し付けがましくなっていたりしないか?!という気持ちで反省する事がおおく。笑

 

さらにはもし一度に揃えるならいくらかかるのだろうという日頃のちょっとした疑問を解消すべく、

記事にまとめてみることにしました。

 

今回はAmazonで買える、

 

「なるべく安く、かつ美味しいコーヒーを淹れるために妥協せず選ぶコーヒー器具」

について書いてみます。

 

●ドリッパー

まず持っておいて損のない、

HARIO V60 円錐ドリッパー。

入手難易度も低くかつ超お手頃価格のこちら。

セラミックのタイプもありますが、

実は1番安価な樹脂タイプのものをおすすめしています。

というのも樹脂製は軽く、コーヒーに注いだお湯の熱をドリッパーが奪いにくく

効率よく成分を抽出できるのです。

 

 

 

●サーバー

これは極論マグカップでもなんでもOKなのですが、

安価かつデザインもシンプルで好きなのでHARIO V60 レンジサーバーを選出。

 

 

 

 

●ドリップケトル 

ケトルもいろいろピンキリで、

極論だとちょっと注ぎ口のあるヤカンでもあればよいのですが、今回は

 

湯音調節できる

 

というポイントに絞り選出。

湯温が細かく調整できると、味のバランス

(酸味がつよい、苦味がつよい、、など)の

微調整が簡単です。

さらにそのまま注げてしまう便利さは

コーヒーを淹れるという動作のハードルを下げてくれますね。

 

流行りのBrewistaやBonavitaは2万円近くかかってしまうのですが、

おすすめはこの山善のドリップケトル。

なんとアンダー8,000円。

 

 

Pop Upイベントで実際に使用してみたことがありますが

温まるのも早くて温度調節も細かくでき、

注ぎやすさも◎でした。

 

 

●スケール 

見落としがちですが妥協できないアイテムが測り、スケールです。

料理つくりもそうですが測ることで毎回安定して美味しいコーヒーを淹れられるようになります。

ここでの妥協しないポイントは3点。

 

・時間も一緒に測れる

・充電池式

・反応速度

 

時間が測れることに関しては

iPhoneでも代用ですが測りについてると意外と便利なのです。

充電式もしかり。

そして見落としがちなのが反応速度。

安い測りは軽量してから数値がでるまで若干ラグがあったりします。

これが毎日使っているとちょっとストレスになってくる。笑

なので上記3点は妥協しないで選んでみました。

 

 

 

 

このTIMEMOREのスケールは反応速度ももちろん、早め。

お値段も他の同機能がついたスケールと比べると半分くらいと買いやすく、

見た目もシンプルでカッコいいですね。

 

 

●ミル(グラインダー)

 

ミルにおいてはその重要度はかなり高く、この精度でコーヒーの味わいは大きく変わってしまいます。

一番お金をかけたい部分。

妥協できないポイントは2点です。

 

・刃の材質

・粒度の均一さ

 

選んだのはこちら。

 

 

 

こちらのグラインダーは刃がステンレス製。

安価なミルはセラミック製が多いのですが、材質上金属刃ほど鋭く加工できません。

コーヒー豆を挽いた時にすりつぶす用な形で粉砕するため、

粒度のバラツキ、微粉が発生しやすいです。

これは再現性の低さや味わいに多くの雑味が生じてしまう大きな要因です。

 

よく

「自宅で淹れてみてもお店で飲む味と違う」という声を耳にしますが、

環境を聞くとコーヒーミルにその原因があったりします。

逆に言えばここさえおさえておけばどんな器具を使ってもたいていのコーヒーは美味しく入れることができます。

 

また粒度の均一性とは同じ挽き目で何回挽いても、同じような粉の細かさで挽ける、

ということを意味しています。

この安定性は毎回美味しいコーヒーを淹れるうえで大切な再現性につながってきます。

 

 

これらのアイテムにペーパーフィルターを足して(ペーパーもハリオでok、あるいはアバカもおすすめです。)

購入するとしてトータル2万円ちょっとで、

わりとお店にも負けないくらいのクオリティのコーヒーが淹れられるかと。

 

淹れ方はYouTube

ライトアップコーヒー河野さんのYouTube

チャンプ畠山さんのレシピ動画を参考にするとよいかもです。

 

河野さんのチャンネル

https://youtu.be/7TaNTseaRAM

 

畠山さんのチャンネル

https://youtu.be/HwIIVTAIQag

 

また友人のバリスタよっちゃんのチャンネルもコーヒーのあれこれをとてもわかりやすく色々解説していますのでぜひよろしくお願いします笑

よっちゃんのチャンネル

https://youtu.be/SE5Y81NAtHc

 

 

ここら辺を一通り揃えておけば、

楽しく奥が深いコーヒーの世界にどっぷりハマっていけると思います。

 

その他気になることや質問などありましたら気軽にコメントしてください〜