挑み続けること。
尊敬している同年代のコーヒー仲間のアドバイスもあり、
釜への投入量を見直してみている。
それにより、
これまで組み立ててきたプロファイルがリセットされる部分も出てくるわけで。
焼いたものの味わいを分析しながら、
理論と記録を照らし合わせ、
それぞれの要素を
こうするとこうなるだろうから、
こうしておいて、、、と
パズルのように組み立てて、焼いていく。
狙い通りにいったときは
もう、
帰宅してからのクラフトビール が最高に美味しいのです。笑
以前よりフレーバーの輪郭がクッキリ、
飲み口の軽やかさも、より自分の好きなバランスに近づいてきている。
焙煎って
コーヒーってやっぱり面白いなぁと。
挑戦すること
既存のものを変えていくことは
リスクのあることですが、
それにより生みだされるものやその工程で
新しい発見があったり
ああ、こういうところが自分は好きなのだったと気づきがあったり。
いくつになっても、
柔軟でいること。
変化を恐れないこと。
忘れずに、謙虚にやっていきたいです。
ドリップバッグの
ラベルを新たに製作。
今回もパッケージのイラストをお願いしているナナさん(@nanaleaf) に描いていただいた。
かわよい。
王道の魅力
コーヒーでは無いのですが。。
アメリカ、リビジョンブルーイングの
フラッグシップ的ビール。
クラフトビールの世界大会で金賞を取ったりもしています。
これ、ちょっと大きい酒屋さんとかだと比較的置いてあるかな?
わりと手に入れやすいクラフトビールだと思います。
これが王道的なIPAのスタイル、
(キリッとした苦味、キレのよさ)と
現代的な解釈
(ホップのフルーティさが効いてたり、クリーンな口当たり)が
バランスよく合わさっていて美味しい。
トラディショナル、とかクラシックという言葉が何か好きなのですが、
そういうものって普遍的な美しさがあるなあと思っていて。
シンプルに作られていればいるほど、
実は難しかったりしますよね。
コーヒーも派手な味わいのものもありますが、
自分で焼くのはシンプルなウォッシュトが多かったり。
飾り気のない、けれど滋味深いものに
惹かれるのかもしれません。
好きなバランスのはなし
お店のインスタグラムでも紹介したのですが、
ジェームズホフマン先生のエアロプレスレシピ。
こちらがレシピ。
(テキストはYouTubeからの引用です。)
The Ultimate AeroPress Technique (Episode #3) - YouTube
家でもやってみました。
エアロプレスは
ペーパードリップと同じ比率(1:16)挽き目でやると
うすーくぼんやりした味わいになることが多いので、
ちょっと比率を下げて、(1:14とか)
濃い目に作ることが多いのですが、
このホフマン先生のレシピは
ドリップの一般的な比率
(1:16、豆1gに対してお湯が16g)
より高く 1:18に設定されています。
そのまんまだと
やはり、薄く仕上がってしまいやすいので
挽き目をエスプレッソくらい細か目に
また湯温も高め (浅煎りだと95°c〜沸騰したて)
を推奨しています。
蒸らし時間も2:00、
ちょっと攪拌してからまた30秒、
としっかり粉とお湯が浸る時間をとることで
釣り合いを取っている感じのレシピですね。
これで淹れたコーヒーの印象なのですが、
飲み口はさらっと、
けれどしっかり豆の持ち味が出ている。
好きなバランスでした。
濃度感低めで、
風味がしっかり感じられる味わいが好きだなぁと再確認できました。
ちなみに今回はデンマーク、
コーヒーコレクティブのコロンビア ハイメを淹れてみました。
セブンのお水がしっかり硬度もあり、相性よかったです。
以前のブログにも書きましたが
デンマークはApril coffeeもあるし、
他にもたくさん素晴らしいコーヒー屋さんがあるので訪れてみたいなぁ。
なかなかまだまだ、
おうちで過ごす時間も多そうなので
エアロプレス、
ぜひ試してみてくださいね。
カッピング スプーン
バスタブコーヒーさんで再入荷していたので。
smallのシルバーにしました。
軽くていい。
w.wright社製のは曲線美ですね。
その後、コレクティブのスプーンもそういや欲しかったんだよなぁと
せっかくだからコロンビア ハイメと一緒に購入。
そうしたら
こちらもw.wrightでした。笑
ステンレス。
シルバーほど気を遣わず
サクサク使えるからよいかも。
気になった方は
ぜひバスタブコーヒーさんのぞいてみて下さい〜
https://www.bathtubcoffee.com.
"衝動"買い
ひっさしぶりに漫画を買いました。
ブルーピリオド
高校とか大学の頃に抱いていた、
何にでもなれるような気持ち、
と同時に抱く
何者にもなれないかもしれないという恐怖。
不安と好奇心の狭間で毎日葛藤していたあの時の気持ちを思い出してみたり。
今ももちろん、悩まされていたりするけれど。
けれど昔も今も考えていることが、
人生は一回きりだから
突然死んでも悔いのないように、
やりたい事をやろうと、
それがもし半ばのままで叶えられなかったとかしても、
そっちへ向かって進むことに意義がある。
進んでいたらきっと、
どのような終わり方をしても、後悔はしないかなと。
まだ2巻までしか読めていないので、
これからどんな展開になっていくのか、
とても楽しみです。
完成度
最近の感動した一杯。
Alvarado Street Brewing
"Biggie's Bodacious Blueberry Blunch Bonanza"
カリフォルニアのブルワリー 。
IPAもとてもおいしかったんですが、
こちらがまた素晴らしかった。
ブルーベリーのフレッシュな香り、
甘酸っぱさがしっかりと残っていて、
アフターにその味わいを邪魔することなくほんのりバニラが香る。
液体はとてもクリーンで、クリア。
飲み込んだあと軽やかに余韻が続く感じ。
とにかくバランスがよい。
こういうビールを求めていたんだ!
と思ったんだけどこれってコーヒーもそうだよなぁと。
雑味が無く、透明感があり
フレーバーの輪郭が感じられる
心地よい余韻が続くコーヒー。
こういう
これってビール なの?!みたいなスタイルのものでも
これってコーヒーなの?!ていう浅煎りでも、
綺麗に作られていることがとても重要なのではないかと。
適切に焙煎して、適切に抽出できれば、
普段浅煎りを飲まない人でも
250mlくらいの液体は飲みきってくれると考えているのです。
そうでなかった時はどこかに原因がある。
それは趣味嗜好ではなくて、どこかにクリーンさが欠けていたり、バランスが崩れていたりしたんじゃ無いかと。
趣味のクラフトビールから、
そんなことを改めて考えた日でした。